11月23日及び24日、バーレーン王国のマナーマにて、英国国際戦略問題研究所(IISS)が主催する「第15回マナーマ対話」に日本政府代表の一人として出席しました。
セッション「中東の紛争と安定(Conflict and Stabilisation in the Middle East)」にスピーカーとして出席し、スピーチの中で、戦後の荒廃から復興を成し遂げた日本の経験、東南アジアにおける日本による平和構築への取組の経験等に言及しながら、安定化実現のために日本は当事者間の信頼醸成、宗教や民族の融和等を重視しているとご説明しました。 また、中東地域における日本独自のアプローチとして、就業機会の創出や教育支援といった若い世代への投資に主眼を置いた息の長い支援を行っていること、「平和と繁栄の回廊」構想をはじめとする中東地域に日本の取組を紹介しました。
また、スピーチに引き続き、同セッションに参加した他のスピーカー及び聴衆の方々との間で活発な討論が行われ、日本やアジアの国々が果たすべき役割や日本の経験についての回答を私から行いました。